いちごのカビは食べられる?
味や色、臭いなどいちごのカビの種類や食べた後の対処法も合わせてお伝えしていきます。
いちごのカビは食べられる?
いちごのカビは食べられるのでしょうか?
結論からいえば、いちごのカビは食べることはできません。
これは、いちごに限らずとも、どんなカビでも言えることなのですが、食べて大丈夫なカビは基本的にはないんですね。
例外として、チーズなどの白カビや青カビなどは食べても大丈夫です。
しかし、単純にいちごが腐ってカビが生えた場合は食べることはできません。
では、なぜいちごのカビは食べられないかというと、いちごのカビが体内に吸収されると体調を崩す原因になりがちだからです。
また、それだけではなくいちごのカビを食べることで、ガンなどの原因にもつながりやすいと言われています。
そのため、いちごのカビは絶対に食べないようにしましょう。
いちごのカビは白い・黒・緑に注意!
いちごのカビには、白いものなどいくつか種類があります。
具体的にいえば、いちごの白いカビは「うどんこ病」という種類のものです。
これは、いちごに生えた白いカビがうどんこ(小麦粉)をまぶしたような見た目に見えることからつけられた名前なんですね。
このようないちごの白いカビは、洗えば表面はきれいになりますが、いちごの中にカビの根が残っています。
ですから、再三になりますが絶対に食べないようにしましょう。
また、そのほかにも、いちごが腐った黒い色をしたものや緑に変色したものも、同様に食べることはできません。
このような白いカビや黒・緑になってしまったいちごは、その周辺のいちごにもカビが飛んでいることが考えられますので、絶対に食べないようにしましょう。
いちごのカビの味や臭いの種類
いちごにカビが生えている場合は、その味も特徴的なものへと変化します。
つまり、甘くて美味しい、私たちが知っているいちごの味ではなくなってしまうため、「いちごにカビが生えている!」と判断しやすいのです。
そんないちごのカビの味としては、「苦みを感じる」「酸っぱい」などの特徴があります。
このようないちごのカビの味に気がついたら、飲み込まずにすぐに吐き出すようにしましょう。
そして、すぐに口の中をすすいで、いちごのカビを体内に入れないように注意してください。
そのほか、いちごのカビの臭いとしても、苦いような鼻につく臭いが感じられることがあります。
このようないちごのカビ臭い状態に気が付いたら、カビが生えていないかチェックするようにしましょう。
いちごのカビを食べた場合の対処法
いちごのカビを間違って食べちゃった場合はどうしたらいいの?と思われている方もいるかもしれません。
いちごを食べる際には、必ずカビが生えていないかチェックしてから食べることが大事ですが、気がつかずに食べてしまった…という場合もありますよね。
このようないちごのカビを食べた場合でも、すぐに食中毒になることは少ないため、まずはお茶などを飲んで安静に過ごしましょう。
いちごのカビを食べた場合、腹痛や下痢が起こることもありますが、安静にしていればおさまることが多いものです。
なお、毒消し作用のある香味野菜やレモン、梅干しなどを口にするのも良いですが、胃腸に負担がかかる恐れもありますのでまずは様子を見るのがおすすめです。
また、あまりにも腹痛や下痢が長引く場合は、下手に自己判断をして薬などを飲むよりも、病院に行った方が確実です。
いちごのカビは加熱したら食べて大丈夫?
いちごのカビは、加熱したら食べて大丈夫なのでは…と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、残念ながら加熱したからといって完全にいちごのカビを取り除けるわけではないのです。
そのため、いちごにカビが生えていたら種類に関係なく、いさぎよくあきらめるのが一番です。
しかし、いちごを買った当日などであれば、現品を購入したスーパーなどに持参することで返品対応をしてくれることもあります。
ですが、いちごを購入してから数日経ってしまうと、いちごの保存状態が原因でカビが生えたとも考えられるため、返品に応じてくれない場合もあります。
ですから、いちごを買ってきたらまず、カビが生えていないかチェックするのがおすすめといえます。