リチウムイオン電池(問題点・種類・充電電圧・充電池 規格 サイズ・製造工程図)
リチウムイオン電池が今人気なのはご存知でしたか?
スマートフォンのバッテリーとしても需要があります。
今回は、そんなリチウムイオン電池についてのお話です。
リチウムイオン電池とは
リチウムイオン電池は、いろんなシーンで使われています。
私たちの身近にもリチウムイオン電池があるのです。
例えば…
- ノートパソコンのバッテリー
- 車のバッテリー
- スマートフォン
- テレビのリモコン
私たちの現在の生活には、電池が欠かせません。
その中でも広く普及しているのが、リチウムイオン電池なんです!
使い方によっては、リチウムイオン電池を長もちします。
リチウムイオン電池は、充電できる「二次電池」の代表例です。
リチウムイオン電池は小型で軽いのも魅力です。
高電圧で電気を供給することができます。
それだけエネルギーの密度が高いのです!
電解質に可能性の高い溶媒を使うため、バッテリーが高温になったり、内部でショートが起こったりすると火が出ます。
小さくてもパワフルですが、充電したまま長時間放置すると、バッテリーは高温状態になってしまいます…。
これは良くないことなんですよね。
充電中の機器を使う時、バッテリーの温度上昇を招きます。
電池の劣化を防ぐためにも、ある程度まで使ったら100%までいかないように気を付けて充電します。
バッテリー自体にも過剰な放電、充電を防ぐ経路ができています。
アンドロイドでは、自動で過剰な充電を防ぐ機能もついてきてます。
アイフォーンでも、80%まで充電後は充電スピードを抑える働きを導入しています。
スマートフォンなどのデバイスでも、安全に使えるように考慮されているのです。
リチウムイオン電池の性能は、以前と比べるとどんどん改善しています。
安全対策もされています。
ただし、いくらリチウムイオン電池の性能が良くても、ユーザーがきちんと正しく使っていなければ意味がありません。
リチウムイオン電池の特徴を覚えておけば、機器を長く安全に使えるでしょう。
リチウムイオン電池の種類は?
リチウムイオン電池の代表的な種類は3種類です。
- コバルト酸リチウム
- ニッケル酸リチウム
- マンガン酸リチウム
リチウムイオン電池にも問題点がある?
リチウムイオン電池にはいいところもたくさんあるのですが、問題点もあります。
例えば、リチウムイオン電池が使われれているデバイスを長時間使わないなら、半分くらい使った状態で放置するほうがいいのです。
温度変化に弱いリチウムイオン電池も問題です。
暑すぎるところや寒すぎるところにリチウムイオン電池を長く置いていると、寿命が短くなります。
リチウムイオン電池の充電電圧
リチウムイオン電池の場合、500回の充電サイクル回数を繰り返した時、電池の容量が60%まで減ってしまいます。
携帯電話やスマートフォンで、100%まで充電してもすぐ電池がなくなるというケースがありますね。
それは電池そのものが古くなり、劣化している原因なんです!
充電の減りが速い場合は、新品の電池に交換しましょう。
携帯電話やスマートフォンに搭載されたリチウムイオン電池の場合、毎日寝る前に充電し、翌朝100%になっているのであれば、1年半程度で電池の容量は60%まで落ちてしまいます。
リチウムイオン電池の充電池の規格サイズは?
リチウムイオン電池の規格については、下記を参考にしてみましょう。
http://www.baj.or.jp/knowledge/spec.html
リチウムイオン電池の製造工程図
リチウムイオン電池の製造工程については、こちらから分かります。