離職票【用紙・ダウンロード・いる・いらない・入手・書き方・事業主・エクセル・退職証明書】
離職票は、退職後に基本手当の受注手続きする際に必要です。
離職票や退職証明書は、労働者が退職する際に、会社が用意するのが原則です。
あるいは、退職者から申請があった場合に発行する義務があります。
離職したことを証明するために発行します。
義務付けられているため、発行しなければなりません。
退職者自身が離職票を入手し、ハローワークに提出します。
企業が代行してくれるわけではありません。
退職後、転職活動をハローワークを通してするつもりなら、いち早く離職票を用意しましょう。
離職票を発行するのはどこ?
会社がハローワークに必要書類を提出し、ハローワークから会社に離職票が渡ります。
そして退職者は会社に求め、離職票を得るという流れです。
二度手間に感じるような流れですが、離職票はこういった手順で発行されるのです。
いずれにしても、早めに離職票を用意するに越したことはありません。
エクセル添付で離職票が提出できる?
日本年金機構のホームページでは、所定のエクセル様式の離職票がダウンロードできます。
書面申請と同様に必要な項目を埋め、ファイル名を「離職証明書_離職者氏名.xlsx」にします。
これを添付する形で離職票の届け出処理ができます。
ファイル数は10個が上限です。
それ以上のファイルを送る場合は、別の申請として届け出ます。
離職票のダウンロードをするならこちら
離職票の書き方
離職票には2種類あります。
離職票1のトップには、あなたの名前や被保険者番号がもともと載っています。
個人番号の欄は、ハローワークの窓口で直接書き込みます。
退職者が事前に用紙に書き込んでおくべきなのは、「求職者給付等払渡希望金融機関指定届」です。
給付金を振り込んでもらいたい口座を書き込みます。
書き方がわからない時は、ハローワークの窓口でも教えてもらえるでしょう。
離職票2は、会社側がすでに書いています。
退職理由によっては、失業手当の金額や、受給可能期間が変わってきます。
もし離職理由が違う場合には、ハローワークに相談してくださいね。
一番条件がいいのは、会社の都合で退職になった場合です。
反対に自分の都合で退職した場合は、条件が比較的悪くなります。
離職票を交付するのは事業主の義務
離職票の発行を申請しているにも関わらず、事業主側が発行してくれない!
といった場合、これはおかしいです。
というのも、事業主は本来、従業員が退社したら翌日から10日以内に、離職票をハローワークに提出しなければならないからです。
転職のために離職票はいる?いらない?
転職先で離職票を求められる場合があります。
もうそんなの100も承知だし、扱い方も知っているという方は、すでに転職経験があるのかもしれません。
退職するのが初めての人にとっては、離職票って何?
はいる?いらない?という部分から疑問でしょう。
結論からいうと、離職票は必ずしもいらないです。
しかし、転職先に離職票を求められる場合があるのは事実です。
その際は、離職票がマストです。
転職先が離職票を求める理由の一つには、退職理由が正確に知りたいからというのがあります。
自分都合で退社したのか、会社がクビにしたのか…といった
部分ですね。
ただし、転職先に求められたら提出するのが基本ですが、強制ではありません。
どうしても離職票を出したくなければ、出さないでもいいのです。
終わりに
離職票は、社会保険関係の手続きでもよく使われます。
退職した際には頻度が多い書類なので、早めに用意しておきましょう。