健康番組やニュース番組でも特集されることの多いリンゴ酢。健康食品としても有名ですよね。酢はダイエットや健康にいいとして知られ、リンゴもフルーツの中で、ダイエット効果、健康効果が高いとされています。そんなリンゴと酢が結びついたリンゴ酢は、最強と言えるのではないでしょうか?
そこで、リンゴ酢の持つ効能や特徴についてご紹介していきます。是非ご参考にしてみてください。
リンゴ酢の効能・特徴
リンゴ酢を毎日摂取していることで、期待できる効果は複数あります。
リンゴ酢の美肌効果
リンゴ酢に豊富に含まれていると言えば、
・クエン酸
・ビタミンC
です。
これらの2つとも、肌に有効な成分です。
リンゴ酢に含まれるクエン酸は、肌の新陳代謝を高めてくれます。そしてビタミンCが肌を奇麗に再生してくれます。シワやシミを回復して、美肌へと導いてくれるでしょう。
リンゴ酢の抗菌
古い時代から、酢は食べ物の劣化を防ぐと言われてきました。この効能は、化学の面からも実証されています。そのためリンゴ酢も、細菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。
人体に有害なサルモネラ菌や、大腸菌から体を守ってくれるでしょう。
リンゴ酢の血圧低下
高血圧の傾向にある人にも、リンゴ酢はおすすめです。お酢を飲むと血圧が下がることが、動物実験によって明らかになっています。
リンゴ酢の食べ過ぎ抑制になる
リンゴ酢は、ダイエットにも効果的です。というのも、リンゴ酢を飲んでおくことで、食欲が抑えられるからです。食前に飲んでおけば、満腹感が出ます。これによって、食事の食べ過ぎを防ぐことができます。
リンゴ酢の糖質の吸収を穏やかにする
ご飯やパンなどの炭水化物は、糖質に分類されます。そのため、炭水化物を摂り過ぎると糖質が体内に増えてしまい、脂肪に転換されて定着してしまうことがあります。
これは太りやすくなる原因となります。リンゴ酢に含まれているお酢は、胃の中で、でんぷんを消化する酵素の働きを妨げてくれます。そして摂取した炭水化物のカロリーを抑えてくれるのです。
理論上でも、お酢はダイエットに効果的という研究報告があります。
リンゴ酢の糖尿病の予防
リンゴ酢は、急激に血糖値が上がるのを防いでくれます。そのため、食前に飲んでおくと、血糖値の急な上昇を防ぐことができます。結果的に、糖尿病リスクの低下につながります。
リンゴ酢の食べ方
リンゴ酢はそのまま飲んでもいいですが、アレンジ法も様々です。以下のようなアレンジ法があるので、ぜひご参考にしてみてください。
・リンゴ酢ドレッシング
・リンゴ酢ピクルス
・リンゴ酢ドリンク
普通のお酢は酸味が強くて刺激が強いですが、リンゴ酢は甘みがあるため、摂取しやすいです。
子供でも、リンゴ酢ならおいしくとれるという子は多いでしょう。リンゴ酢を飲むことで疲れも早く回復していくので、日常的に飲むのがおすすめです。
リンゴ酢を飲み過ぎて副作用が出ることはあるの?
リンゴ酢を摂取し過ぎることで、何か危険はあるのでしょうか。リンゴ酢を普通に飲んでいる分には、副作用はありません。しかし飲みすぎた場合、考えられるとしたら、酢の成分によって、歯や胃を荒らしてしまうケースがあります。
酢には、多少なりとも物を溶かす作用があります。そのため、摂り過ぎてしまうと歯のエナメル質が次第にはがれていき、歯の膜がとれてむき出しの状態になってしまいます。結果、虫歯や知覚過敏になりやすくなります。
胃腸が弱い人も、リンゴ酢の飲み過ぎには要注意です。胃を荒らして胃炎を起こすリスクがあるからです。飲みすぎと、原液を飲むのは控えましょう。
リンゴ酢の保存方法
リンゴ酢ドリンクは、市販でも通販でも購入できます。たいていボトルや瓶に入っていますが、開けたら常温で保存しても大丈夫です。しかしもっと鮮度を守るためには、令暗所に保存するのがおすすめです。
日光が当たらない涼しいところで保存しておくと、リンゴ酢の品質を長く守ることができます。
リンゴ酢のレシピ
リンゴ酢は、甘みがあっておいしいですが、酢もたくさん入っています。そのため、リンゴ酢を原液のままの飲んでしまうと、胃を痛める危険性があります。そこでここでは、リンゴ酢を少しアレンジして、おいしく安全に飲むためのレシピをご紹介します。ぜひ実践してみてください。
リンゴ酢牛乳
リンゴ酢は通常、水やソーダで割って飲みますよね。しかしこのレシピは、なんと「牛乳」で割る方法です。リンゴ酢と牛乳は割れてしまうのでは…?と、心配な方もいますよね。
しかし、牛乳あるいは豆乳で割ることで、リンゴ酢の刺激が和らぎ、まろやかになります。
さらに、そこに蜂蜜を加えるとより甘みが増し、まるでヨーグルトドリンクのラッシーのようにも感じてきます。おやつ感覚で飲めるスイーツドリンクが完成します。
リンゴ酢の作り方
リンゴ酢をカップに入れる
↓
蜂蜜をお湯で溶かす
↓
リンゴ酢と蜂蜜を混ぜる
↓
牛乳(あるいは豆乳)を混ぜる
↓
完成!