参考文献 書き方【順番・雑誌・著者多い場合・監修者のみ・ネット・レポート・書式・パンフレット・複数人いる場合】
レポートや記事を書く時、参考文献があると役立ちますね。
自分があまり詳しくない分野でも、参考文献から情報収集ができます。
その情報を使って、レポート作成ができるでしょう。
参考文献とは、記事や本など、何かしら著述をする時に参考した図書や文献、新聞記事、雑誌、パンフレットのことです。
参考文献があるのとないのとでは、書きやすさが全然違ってきます。
あなたが参考文献を参考にしてレポートを書いたとしましょう。
使った参考文献は、レポートの最後にリストアップしておくと丁寧です。
レポートの執筆者が、どのような資料を参考に文章を書いたのか、読み手も参考になるからです。
参考文献のリストを載せるのは重要!
参考文献を参考にして記事やレポートを仕上げるのは、違法ではありません。
しかし、あかたも自分の意見かのように書いてしまうと、「盗用」として訴えられることがあるんですね。
あなたがもし参考文献を提供している側だったとして、何の断りもなく他人に利用されていたら嫌じゃないですか?
そっくりそのまま使われていたら、尚更嫌なものです。
しかし、一部を変えただけで、あたかも自分が見つけた情報かのように書かれるのも、
いい気分はしないでしょう。
「盗用」の線引きはあいまいです。
ですが、参考文献を提供した側が「盗用」と判断したらそれは盗用になってしまいます。
あなたが不正目的で利用したわけじゃないにしても、訴えられたら責任をとらなければなりません。
こういうリスクを避けるためにも、レポートの最後に、活用した参考文献をリストにしておくといいのですね。
参考文献を書く時は順番も大切?
大切です!
レポート本文のみならず、参考文献の書き方まで気を使うなんて、書き手にとっては面倒ですね。
しかし、誰がレポートを見てもどの参考文献かを特定できなければなりません。
まず、大前提として、参考にした文献はすべて列挙する必要があります。
参考にした文献を紹介する時は、下記の順番で情報をアップします。
- 著作名
- 参考文献の題名
- 本(資料)の発行年
- 出版社
- 掲載したページ
- 参考文献の入手方法や日付
*参考文献の書式については、言語や分野によって多少違いがあります。
最近は、ネットから参考文献を見つける方が増えていますね。
ネットから参考文献を探したなら、urlを記載しておきましょう。
参考文献の著者多い場合、複数人いる場合
参考文献をリスト化したくても、著者多い場合はいちいち一人ずつ明記するのが面倒ですね。
著者は一人とは限りません。共著書で2名の時もあれば、10名以上の多数に渡る時もあります。
複数人が関わってできた文献ということです。
レポートに参考文献の著者を書く時、全員を書く必要はありません。
必ず書くのは、一番最初に出ている著者の氏名です。
多数いたとしても、一人目の著者を書き、「他」とつければいいのです。
監修者のみしか名前が出ていない時
参考文献の著者名を載せたくても、もし監修者のみしか明記されていなければ書けないですね。
あるいは編集者の名前が記載されていることもあります。
監修者、編集者は厳密にいえば「著者」ではありません。
しかしもし編集者のみ、監修者のみしか記載されていなければ、著者として明記していいでしょう。
- 編集者…本を編集する
- 監修者…本全体の点検をする
編集者や監修者も、著書に関わったのに変わりありません。
だからもし著者名が書かれていなければ、「著者」の扱いにしてもいいのです。
終わりに
学生さんでも研修生、会社員でも、レポートをまとめる時は、サイトに参考文献をリストアップしておきましょう。