日本の代表的な食べ物の中に、「納豆」がありますよね。納豆は発酵食品で栄養価が高く、健康食、ダイエットフードとしても人気があります。日々の健康管理のために、納豆を食べている人もきっと多いでしょう。
そんな納豆には、まだまだおいしい食べ方がたくさんあります。ここでは、おすすめのレシピを一部ご紹介、納豆がもたらす健康効果についてもご紹介していきます。
納豆の効能・特徴
納豆は大豆製品の1つです。栄養価が高く、発酵食品なので、酵素もいっぱい取り込めます。しかし具体的に、どのような効能が期待できるのか、早速みていきましょう。
肌のくすみが白くなってくる?
年齢と共に、肌の色が黄色っぽくなったり、黒ずんだりすることがありますよね。若い頃は肌が白くてトーンが明るかったという人でも、老化現象により、肌のくすみが気になってくることもあるでしょう。納豆にはナットウキナーゼという成分が含まれていて、くすみを解消してくれます。
どうしてかというと、ナットウキナーゼは血液を綺麗にしてくれるからです。くすみの原因には色素沈着もありますが、その他「血行不良」もあります。この場合、納豆に含まれるナットウキナーゼを摂取することにより血行が改善され、肌のトーンが上がるでしょう。血色も良くなります。
顔色が悪い、肌の色が不健康になってきた…という方は、ぜひ毎日納豆を食べるようにしてくださいね。
骨を丈夫にしてくれる
納豆にはビタミンKが含まれていて、骨を強化してくれます。女性は特に、何もケアをしていなければ、年齢と共に骨粗しょう症になるリスクが高まります。納豆にはビタミンk2というのが含まれていて、骨を強化するためにサポートしてくれます。
日頃から運動やカルシウム摂取で骨を丈夫にするのもいいですが、納豆のビタミンKを取り入れるのも効果的です。
更年期障害のリスクを低下させる
納豆に含まれる大豆イソフラボンは、更年期障害のリスクを下げる作用があります。それは、イソフラボンが女性ホルモンの分泌を活発にしてくれるからです。そもそも更年期障害は、女性ホルモンの分泌が急激に減ることからきています。
納豆1パックには、イソフラボンが約30ミリグラム入っているため、女性ホルモンの欠乏を防ぐことができるでしょう。
納豆の食べ方
納豆は様々な食材と相性がいいため、レパートリーも豊富です。中には意外な組み合わせでも、おいしく食べられる食べ方もあります。以下をご参考にしてみてください。
納豆&オリーブオイル
納豆を食べる時、ネギやキムチ、醤油、卵を加えるのはもはや鉄板になってきていますよね。しかしオリーブオイルはいかがでしょうか。実は、納豆&オリーブオイルは、便秘を改善できるコンビでもあります。
納豆には便秘解消に役立つ食物繊維も豊富です。一方でオリーブオイルにはオレイン酸が含まれています。排泄作用をスムーズにしてくれるでしょう。
納豆味噌汁
味噌汁に納豆を入れるなんて邪道…!と感じるかもしれませんが、味噌汁にとろみがついておいしいです。納豆の風味と味噌が混ざり合うと、意外とおいしいです。納豆だけで食べるのが苦手な人にも、おすすめです。
納豆を食べ過ぎた場合副作用はあるのか?
納豆はおいしいし健康効果も高いため、苦手でなければたくさん食べる方も多いでしょう。女優さんでも、一日に7パックの納豆を食べる人もいるくらいです。
納豆をたくさん食べていると、女性ホルモンも活性化され、肌にツヤが出て美肌になれるようです。納豆を食べ過ぎたからといって、病気の原因になることはありませんが、副作用があるとしたら、お腹がゆるくなります。
腸が敏感な方でしたら、1パックの納豆を食べただけでもお腹がゆるくなるくらいです。それを一気に何パックも食べると、副作用として下痢の症状が出るリスクがあります。
納豆の保存方法
納豆のパックを買ってくると、パックに賞味期限が記載されていますよね。基本的にはその期限以内に食べきります。しかしもっと長期的に保存したい場合は、冷凍保存も可能です。
冷凍保存の期限は、およそ1ヶ月です。パックのまま冷凍してもいいですが、乾燥やニオイが出るケースがあります。これを防ぐためにパックから取り出して、タッパーに入れて保存するといいでしょう。
納豆のレシピ
納豆は身近な食材なので、日々の食材に並ぶことも多いでしょう。納豆だけで食べる、あるいは白米の上にかけて食べるのが定番ですが、まだまだ納豆のおいしいレシピがあります。
納豆あえ
納豆あえは、お酒のおつまみとしてもおすすめです。材料を混ぜれば完成するので、とても簡単です。チーズと納豆も相性が良く、栄養素を補い合うため相乗効果が期待できます。
【材料】
・チーズ
・納豆(1パック)
・パセリ
・砂糖
・醤油