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まくわうりの効能や栄養は?食べすぎによる副作用はある?効果的な食べ方と保存方法とオススメのレシピをご案内

まくわうりって何かご存知ですか?

 

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、まくわうりはきゅうり、ズッキーニやスイカ、かぼちゃと同じウリ科に属している野菜です。ウリ科の中でポピュラーと言えばきゅうりですが、実はまくわうりの方がきゅうりよりも栄養価が高いと言われています。体に嬉しい作用が多いまくわうりですが、具体的にどのような効能があるのかどうか、ご紹介していきます。

まくわうりの効能・特徴

まくわうりだけではなく、ウリ科の植物は全体的に、水分が多くて栄養はあまりないと言われています。

 

しかし瓜は、老化防止や高血圧抑制に効果が期待できるなど、意外と栄養価が高いです。まくわうり含まれている栄養で注目すべきで成分には、次のようなものがあるので、ご注目ください。

葉酸→貧血予防

葉酸は貧血になりやすい人や、妊婦さんが積極的にとるといいと言われています。体内で血液を作るために不可欠な栄養素です。普段、貧血になりやすい人はぜひ摂取しておくといいでしょう。

 

妊婦さんにもおすすめの理由は、妊婦さんにとっても胎児にとっても、必要な成分がたくさん含まれているからです。さらに、胎児の神経管閉塞障害の危険性も減らしてくれると言われています。

カリウム→塩分を排泄してくれる

まくわうりはカリウムを多く含んでいます。これには塩分を排泄する役割があり、高血圧にも効果的です。また、長時間運動したことによって、筋肉が痙攣した時も、痙攣を防ぐ役割がらいます。反対に、カリウムが不足してしまうと筋肉が減退していき、障害を引き起こすリスクがあるため、カリウム不足にならないように気をつけましょう。

ベータカロテン→血液を健康的にしてくれる

まくわうりに関わらず、瓜科の野菜によくみられる栄養には、ベータカロテンがあります。

血圧は10代、20代の頃でしたら、何もしていなくても平気な場合が多いですが、30代以降は違ってきます。

 

これまで血圧に何も異常がなかった人でも、年齢を重ねるにつれて高血圧のリスクが高まってきます。血圧を安定させるのにも、ベータカロテンが役立ちます。しっかりとベータカロテンを摂ッていることによって、血液の状態を健康的に保てるでしょう。

 

ビタミンC

まくわうりは、他のウリ科の食品と比べて、ビタミンCが豊富です。ビタミンCには抗酸化作用があり、身体の酸化を防いで老化を予防してくれます。他にも、血管がサビついて老化していくのも防いでくれるでしょう。その結果、動脈硬化の抑制につながります。

まくわうりの食べ方

まくわうりの旬は夏です。ハウス栽培や輸入によってスーパーでも流通していますが、国産のものをおいしく食べたい時は夏がおすすめです。それでは、まくわうりはどのように食べればいいのでしょうか?

 

簡単でおすすめなのが、まくわうりを使って「野菜炒め」を作ることです。これが最も時短でできて簡単な調理法です。野菜炒めであれば、まくわうりとどの野菜を合わせてもマッチするでしょう。野菜以外でおすすめなのが、豚肉です。豚肉は、実はウリ科の野菜と相性のいいお肉です。

 

時間が無くても、子供に栄養価の高い食事を食べさせたいという時に、まくわうりはおすすめです。そのような時は、フライパンでサっと炒めるだけでも簡単においしい一品が出来上がります。コショウや醤油、塩などシンプルな味付けだけでも、おいしくウリを調理できます。

まくわうりは生でも食べられるの?

まくわうりは、生で食べることもできます。調理して食べてももちろんおいしいですが、生のままでもおいしいです。熟したまくわうりは、メロンのような甘い香りがあり、みずみずしくシャキっとした果肉にあっさりした甘さがあり、甘さと重視的なメロンとはまた違ったおいしさがあります。

 

丸くくり抜いてケーキのトッピングにするのもいいでしょう。ただし、メロンほど香りや甘みは強くないです。そのため、果汁やピューレにしてしまうとボケた味になる恐れがあるので気をつけましょう。

まくわうりを食べ過ぎた場合はどうなる?副作用は?

まくわうりはウリ科の野菜であり、刺激の強いものではないため、基本的に危険な副作用はありません。ただし、水分量が多いため、食べ過ぎるとお腹が緩くなる恐れがあります。

元々胃腸が敏感な人やお通じがいい人は、食べ過ぎには十分にお気を付けください。

まくわうりの保存方法

まくわうりは市販でも買えますが、店頭で販売されているものは、未熟なものが多いです。まだ硬くて香りも十分に出ていないことが多いので、室内に保存して、熟してから食用にします。

 

熟成させる時は、冷蔵庫に保存しないようにしましょう。冷蔵庫に入れてしまうと未熟なままで、熟しません。十分に香りがたってきたら食べごろです。

まくわうりのレシピ

まくわうりを使ったレシピには、どのようなものが挙げられるのでしょうか?ここでは、まくわうりを使ったレシピの中でも、簡単なものをご紹介します。

体が温まるまくわうりスープ

まくわうりはウリ科の植物で、体を冷やします。夏はちょうどいいですが、冬は寒い上に体を動かさなくなることも多いので、暖かいスープで体を温めるといいです。

まくわうりを使ってスープを作るのもおすすめです。感触が冬瓜のように柔らかくて、栄養価も高い上に食べやすいです。

<作り方>

まくわうり、鶏もも肉、キャベツを食べやすい大きさにカットします

生姜はみじん切りにしてすりおろします

沸騰したお湯にキャベツを入れて、クタっとしなってきたらまくわうりとお肉を入れます

お酒や生姜、中華スープの素、醤油で味付けし、仕上げにごま油を回し入れます

器に盛り付けて、仕上げに梅干しを乗せます

完成!

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