大根が腐るとどうなる?
大根を切ると真っ白ではない色に変色していることがありますが、これは病気なのでしょうか?
大根が腐る状態の見分け方も含めてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大根が腐るとどうなるか画像を検証!
大根が腐るとどうなるか画像を検証したところ、さまざまな事実が分かってきました。
そんな大根が腐るとどうなるか、気になる見た目について詳しくお伝えすると、
- 茶色に変色している
- 表面にカビが生えている
などの特徴があることが画像から判明しました。
また、大根を包丁で切った場合に、
- 大根の内側がドロドロしている
- 大根からぬめりが発生している
このような見た目である場合も、大根が腐る状態といえます。
大根が腐るとどうなるか、想像はしていましたがかなり見た目での変化が感じられ、これが腐るサインと受け取ることができます。
しかし、これだけではなかなか大根が腐っているか見分けるのは難しいですよね。
そのため、より詳しく大根が腐るときの見分け方をお伝えしていきましょう。
大根が腐るときの見分け方を解説
大根が腐るときの見分け方として、先にお伝えした以外にも気になる見た目がいくつかあります。
たとえば、大根を切ったときに中が透明であった場合、「さすがにこれは腐っている状態なのでは…」と感じてしまいますよね。
しかし、実はこれは大根が腐る状態とはいえません。
具体的には、この大根が透明になることを「水晶現象」と呼び、保存状態が悪いことが影響して起こる状態なのです。
そのため、大根が透明でも腐っているわけではないんですね。
同様に、大根が黒い場合や青い場合も、腐っているわけではありません。
これは、大根の組織に異常が出てしまったために、黒い色や青い色に変色してしまうのが原因です。
ただし、見た目で食欲がわかないという場合は、処分しても良いでしょう。
大根が腐ると柔らかさはどうなる?
大根が腐る場合の見分け方としては、その柔らかさも重要です。
大根を持ってみて、明らかにブヨブヨとした柔らかい食感である場合は腐っているといえるでしょう。
このような柔らかい大根は、食べずにそのまま捨てるのが無難です。
また、大根の表面にふわふわとした綿のようなものが出ている場合も要注意です。
なぜなら、この大根の表面に出ているふわふわとした綿のようなものは白カビだからです。
つまり、このような大根はカビが生えていて腐っている状態といえます。
ちなみに、大根の表面にだけ見えるので取り除けば、大根自体は食べられるのでは、と思われるかもしれませんが、このカビは大根の内側から出てきているものです。
そのため、大根は内側から腐っていますので、絶対に食べるのはやめましょう。
大根が腐る病気は?
大根が腐る病気として、大根を切ったときにぶつぶつとした「す」が入っているものを気にされる方も多いものです。
しかし結論から言えば、大根にあるぶつぶつとした「す」は、大根が腐る病気が原因ではありません。
そのため、大根にぶつぶつとした「す」が入っていても、病気ではないので安心して食べることができます。
たしかに、見た目ではあまり好ましくない状態ではありますが、味や健康に影響するものではありません。
では、どうして大根にぶつぶつとした「す」が入ってしまうのでしょうか。
その原因は、大根の中に蓄えられている水分が蒸発してしまったためなんですね。
ちなみに、大根が腐るのは病気よりも保存状態が影響していることが多いといえます。
そのため、大根が腐っている場合は病気よりも保存状態を疑ってみましょう。
大根の葉っぱが腐るとどうなる?
大根の葉っぱが腐るとどうなるのでしょうか?
炒め物から味噌汁の具、お浸しなど幅広い用途で使える大根の葉っぱですが、腐ると水っぽくなり溶けるような状態に変わります。
つまり、大根の葉っぱが腐る状態は、ここまで確認してきたような大根の腐る状態とはちょっと異なるのです。
そのため、大根の葉っぱの保存方法も、大根部分と分けて保存するのがおすすめです。
また、大根の漬物などの加工食品や煮物として調理したものも、腐ることが多いため注意が必要です。
そのほか、もし買ってきた大根が使い切れそうになければ、大根おろしにして冷凍するのがおすすめですよ。
大根そのままの状態で冷凍すると、繊維が壊れて食感が悪くなりますので、必ず大根おろしにしてから冷凍するようにしましょう。