卵が腐るとどうなるか?
画像を検証した結果や腐っているかどうかの見分け方について、詳しくお伝えしていきます。
卵が腐るとどうなるか画像を検証
卵が腐るとどうなるか、画像を検証してみました。
結論から言うと、画像から分かる腐った卵の特徴としては、
- 卵を割ると、黄身がすぐに破れてしまう
- 黄身と白身が混ざっている
という状態が挙げられます。
また、卵が腐る状態がさらに進むと、殻を割る前に卵が爆発してしまうこともあります。
こちらは画像でお伝えすることができないのが残念ですが、爆発する原因としては、卵が腐ると卵の中にガスが発生するためです。
このガスが卵の中に充満して抑えられなくなると、そのガスの衝撃によって卵が爆発してしまうんですね。
卵が爆発したら臭いですし、絶対にそんな状況は避けたいものですが、卵が腐る時の見分け方はどのようにしたら良いのでしょうか?
次に、そちらについて詳しく説明していきましょう。
卵が腐るときの見分け方
卵が腐るときの見分け方は、先ほど画像検証の結果としてお伝えした見た目の違和感、そして匂いで確認するのがおすすめです。
卵が腐るときの匂いとしては、卵を割ったときに硫黄やトイレのような臭い匂いがするのが特徴です。
ですから、この臭い匂いを放つ腐った卵が爆発したら…想像しただけでも怖いですよね。
このような匂いがする卵は、食べずに破棄するようにしましょう。
また、卵が腐る場合の見分け方としては、水に浮くかどうかを調べるのもおすすめです。
腐った卵は、卵の中に含まれていた二酸化炭素が抜けているためにとても軽くなっており、水に浮きやすいのが特徴なのです。
卵が腐る状態かどうかの見分け方としては、見た目と匂い、そして水に浮くかを確認してみましょう。
卵が腐る原因
卵が腐る場合の見分け方についてお伝えしてきましたが、卵が腐る原因は何なのでしょうか?
そもそも、卵の賞味期限は意外と長いのですが、夏場であっても産卵してから二週間以上は腐らないといわれています。
しかし、このように長い賞味期限が設定されている卵でも、賞味期限内に卵が腐ることがあります。
実は、卵が腐るその原因は、温度なのです。
栄養満点の卵は高い温度で長時間置くと菌が増殖しやすくなり、その結果、腐ってしまうんですね。
そのため、生の卵よりもゆで卵や半熟卵の賞味期限は圧倒的に短くなります。
ちなみに、卵の黄身に血が混じっていることがありますが、これは卵が腐る原因とは関係がありません。
血が混じっていても普通に食べることができますよ。
卵が腐るまでの期間
卵が腐るまでの期間や日数の目安としては、冷蔵庫など低音の場所で保存するという条件のもとでいえば、生の卵の場合で、
- 春(4月から6月)の期間:1ヶ月程度
- 夏(7月から9月)の期間:3週間程度
- 秋(10月から11月)の期間:1ヶ月程度
- 冬(12月から3月)の期間:2ヶ月程度
といえます。
なお、この卵が腐るまでの期間は産卵からの日数なので、卵の購入日から換算するともう少し短いといえるでしょう。
また、ゆで卵が腐るまでの期間は季節に関わらず、一週間程度です。
そのほか、半熟卵が腐るまでの期間は三日程度となっています。
しかし、いずれにしても卵が腐るまでの期間だけで判断するのではなく、匂いや見た目なども考慮して総合的に判断しましょう。
卵が腐っても加熱したら食べれる?
卵が腐っても、よく加熱したら食べれるのではないか?と考える方もいるかもしれません。
しかし、その考え方はとても危険です。
なぜなら、腐った卵は加熱したからといって腐っていない状態には戻らないからなんですね。
卵に繁殖した菌を加熱によって抑えようとしても、加熱に強い菌などもあります。
それに、加熱している最中も、イクラのようなタンパク質独特の匂いのような卵の腐敗した匂いが充満してきます。
また、腐ったゆで卵の味は苦味や異臭が感じられるようになります。
卵にはサルモネラ菌など命の関わる危険性もある怖い菌も潜んでいる可能性があります。
そのため、加熱したからOKなどと甘い気持ちで腐った卵を食べるのは絶対にやめましょう。